ネットショッピングをする時によく口コミ評価を気にする方は多くいますが、なぜ口コミを参考にして購入を検討するのかわかりますか?
これはウィンザー効果という心理が働くからです。
なぜウィンザー効果が働くと商品購入に結びつくのか、今回はウィンザー効果について徹底的に解説していきます。
ウィンザー効果とは
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ウィンザー効果
ウィンザー効果とは、直接訴えかけるよりも第三者を介した口コミや情報の方が信頼性が増すという心理
例えば、トレーニング好きのAさんが欲しいプロテインがあって、購入検討していたとします。
マッスル社のチョコ味プロテイン欲しいなぁ。
Aさんは販売サイトの口コミを見ることにしました。
マッスル社のチョコ味のプロテインは
美味しくないのでオススメしません。
といった口コミがありました。
Aさんはチョコ味のプロテインが欲しかったのですが、口コミ評価が悪く美味しくないことを知ってしまいました。
チョコ味美味しくないのか。
どうしよう…
Aさんがマッスル社のチョコ味プロテイン購入をするか迷っているところに
トレーニング仲間のBさんから
Aくん!
MAX社のチョコ味プロテインが超おすすめ!
マッスル社より安くてコスパいいよ!
味も美味しいよ!
Bくん
ありがとう!
MAX社のプロテインにする!
といったように、購入検討をしていた場合、口コミ評価や第三者の評価により信頼性が上がり、購入してしまいます。
他にも、職場の同僚から
新宿にある〇〇のオムライスすごく美味しかったよ!
ランチ価格500円だしおすすめだよ。
オムライス好きなんだよなぁ〜
明日行ってみようかな!
といったように、近しい仲の人から勧められると、商品・サービスの信頼性が上がり、つい行ってみたくなるようになるのです。
ビジネスにおけるウィンザー効果の事例
ウィンザー効果は口コミ・お客様の声で効果を発揮します。
口コミやお客様の声は、実際に商品やサービスを購入した結果なので、購入検討者にとって購入を左右する要素なので非常に重要です。
例えばですが、行ってみたいカフェがあって、そのカフェの口コミを調べてみたら「店員の態度が悪い」「料金が高い」「スイーツが美味しくない」といった口コミばかりだった場合どうでしょう?
「行ってみたい」とは思いませんよね。
ですから、口コミはポジティブなものを掲載しなくてはなりません。
しかし、
ポジティブな口コミが多すぎる場合は「サクラなのでは?」と感じてしまう人もいるため注意が必要です。
口コミやお客様の声は、ありのままの掲載が最適ですが、ネガティブな口コミばかり目立ってしまう場合は、商品・サービスの内容や対応を見直さなくてはなりません。