マーケティングの基本となるのがDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の集客・教育・販売3つですが、このマーケティングの全体像を把握しないと、どんなに良い商品・サービスがあったとしても、その商品・サービスが売れることはありません。
今回は、商品・サービスが売れるまでのマーケティング全体像を解説していきます。
マーケティング全体像を把握することで
・どこから見込み客を集客するべきか
・どんな教育、情報を伝えるべきか
・いつセールスするべきなのか
などが分かるようになっています。
詳しくは動画の中で解説していますので、ぜひご視聴ください。
※動画は1.5倍速〜2倍速でのご視聴がオススメです!
マーケティング全体像
解説動画はコチラ
約20分の動画内容になっています。
※視聴速度を2倍速にすることで約10分で視聴が可能です。
※動画内でお伝えしている総務省のメルマガ・LINE利用率資料は以下のリンクからご覧いただけます。
令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
令和3年8月 総務省情報通信政策研究所
https://www.soumu.go.jp/main_content/000765135.pdf
集客・教育・販売
マーケティングの基本は、「集客・教育・販売」この3つのプロセスからなっています。
①集客
どんなに自信のある、良い商品・サービスがあったとしても、見込み客を集客できなければ、商品・サービスは売れることはありません。
ビジネスは人(お客様)がいてこそ成り立つものです。
ご自身の商品・サービスを購入してくれるターゲット、見込み客がどこに存在しているのかを把握しなくてはなりません。
集客方法
集客というと、無料であればSNSを使ったり、有料であればGoogleやYahoo!などの広告を使用して集客をします。
無料で集客をする場合、ターゲットとなる見込み客がどこに存在するのか、把握しておかないと、ターゲットと違った見込み客を集客することになり、最終的に商品・サービスが売れない状況になります。
「集客口をどこに設定するのか」ここを間違えないようにしましょう。
間違えないためには、1つ各SNSの利用者数や利用年齢などを把握することで、ターゲットがどこにいるのかを知ることができます。
【各SNSの特徴】
Facebookの利用ユーザーは年齢が他のSNSより高い傾向にあり、基本的な個人情報なども表示できることから、ビジネス関係のアカウントが多く、信頼性も高いと言えます。
TikTok
TikTok利用ユーザーは若い世代が中心となっており、最近では、短い動画を利用した企業PRなどが流行しています。企業・個人関係なく、TikTokを使った集客が今注目を浴びています。
TikTokはInstagramやYouTubeなどにも使い回しができるので、汎用性も高いSNSです。
Twitterは20代〜40代の利用者が多く、拡散力がピカイチのSNSです。Twitterでバズることができれば、集客力もグッと高まるので、ぜひ取り入れたいSNSとなっています。
最近では、Instagram同様、ビジネス目的のアカウントが増えているので、集客という観点からすると、ライバルが多くなってきているのも事実です。
Instagramは、10〜40代の女性を中心としたユーザーが多いSNSです。女性ユーザーが中心となっていますが、近年は男性利用者やビジネス目的の利用者も増えている傾向にあります。
YouTube
YouTubeは全年代の利用者が多いSNS。動画を使った集客は、見込み客の心をグッと掴むことができるので、TikTokと合わせて使いたいSNSです。
SNSを使うことで基本無料で集客ができますが、それなりに時間と労力がかかってきます。
「時間と労力をかけたくない」と考えている方は、SNSを使った広告・Google広告などを使うことで、対象ターゲット見込み客を集客することができるので、資金に余裕のある場合は広告を出すことをオススメします。
②教育
メルマガ、LINEへ誘導後に見込み客に対して教育をしていきます。
どのような内容を見込み客に伝えていけば良いのか?
・欲求を満たす情報
・商品サービスのメリット
・ご自身の実績
など
といったことをターゲットユーザーに伝えていきます。
ただステップメールやLINEを使ってテキストで伝えても正直、文章だけでは、内容を100%伝えることはできません。
そこで、近年使われているのが動画です。ステップメール・LINEから動画へ誘導する手法が、当たり前となってきています。
テキストだけでは、伝わりづらいことも、声色や資料などを通して、視覚、聴覚から細かく伝えることができますので、ぜひ取り入れてみてください。
ステップメール・LINEは何通にするべき?
ターゲットユーザーにいったい何通ほどのメール、メッセージを送れば良いのか?疑問を持つ方も多いかと思います。
1つのプロモーションで商品・サービスを紹介していくのなら、基本的には7通〜13通がベストです。この7〜13通の間に、商品やサービス購入につなげるような動画を2〜3本添付していきます。
もちろん、13通以上作成してもOKですし、僕が携わったことのあるプロモーションも13通以上でした。
基本は7〜13通だと覚えておいてください。
※ステップメールの作り方などは以下を参照してください。
メルマガとLINEどちらが良いのか?
よく「メルマガとLINEはどちらを使うのが良いですか?」と質問を頂きますが、僕がおすすめしているのは、LINEです。
LINEをオススメする理由は2つあります。
①開封率の違い
メルマガの開封率は10%前後に対して、LINEの開封率は60%!メルマガと比べると6割も高い傾向にあります。
コレだけ開封率が高いということは、最終的なCV(コンバージョン)成約率にも響いてきますので、まずはLINEから始めるのがオススメです。
②利用者数の違い
LINEがオススメ理由の2つ目は利用者数の違いです。
メルマガとLINEには利用者数にも明確に違いがあります。
メルマガ利用者数:約8197万人
LINE利用者数:約9526万人
LINEの方が1392万人も多いのです。
総務省情報政策研究所によると、LINE利用率は、全年代を通して90%を超える高さを持っています。あのYouTubeよりも高い結果となっています。
大きく分けて2つのことから、LINEがオススメなのですが、注意しておきたいのが、メルマガの反応が決して悪いわけではありません。
メルマガは利用者が少ないわけでもないので、メルマガの利用方法を理解して、運用することでしっかりと反応が取れる良媒体と言えます!
メルマガとLINEと迷っている方は、LINEから導入するのがオススメです。
③販売
販売で必要になってくるのが、LP(ランディングページ)やセールスレターです。
簡単にいうと商品販売ページです。
このLP・セールスレターを作成して見込み客に見てもらうことで、商品を購入してもらうことができます。もちろん前項の教育がしっかりと行われていなければなりません。
※LPやセールスレターの作り方は以下の記事を参照してください。
まとめ
今回お伝えしたことは、マーケティングの基本的な部分になります。
マーケティング「戦略」を知らないと「戦術」テクニックを学んでもただの小手先のスキルになってしまいます。
マーケティングの根幹となる「集客・教育・販売」を理解して取り組むことで、自動で売れる仕組みも作っていくことができます。
まずは今回お伝えした基本を踏まえてマーケティングに取り組んでみてくださいね!