【ビジネスの基本】コンセプトとは何か?徹底解説!

【ビジネスの基本】コンセプトとは何か?徹底解説!

コンセプトはビジネスを行う上で非常に重要でになります。

このコンセプトが、決まっていない場合ズレていた場合は、ビジネス自体がブレブレになってしまい、顧客が求める商品が作れなかったり、たとえ商品・サービスを販売しても売れなかったり、集客自体できなかったりします。

コンセプトとはビジネスを行う上で決めておかなくてはいけない必須事項なのです。

今回はこのコンセプトについて徹底解説していきます。

 

コンセプトとは?

 

コンセプト(concept)
企画・広告などで、全体を貫く基本的な観点・考え方

 

「concept」は、概念・発想・構想などの意味があり、広告・作品・店舗・料理など「意図のある制作物」を創る際に「ベースとする考え方・構想」のことを言います。

 

もう少し分かりやすく言うと、「全てがブレない一貫した考え」「ビジネスの基礎」です。

 

コンセプトがなぜ必要なのか?

商品・サービスを売る前に、必ずコンセプトを決めなければいけません。

 

コンセプトって本当に必要なの?

商品・サービスが売れればそれでいいでしょ

と考える方もいるかと思います。

確かに、コンセプトを考えずに、トレンド(流行)に乗ることで商売することは可能です。

 

例えば、

・2005年 マカロン

・2006年 生キャラメル

・2008年 タピオカ(第二次)

・2011年 パンケーキ

・2014年 かき氷

・2019年 タピオカ(第三次)

といったような、デザートが2000年代で流行しました。

 

これらのデザートは、メディアで掲載されたり、口コミが広がったこともあり、流行したワケです。この『トレンドに乗る』ことだけを考えて商売を始めて成功した人もいます。

 

事実コンセプトを決めずに(深く決めず)『トレンド』に乗ることで、お金を稼ぐことができるのです。もちろん、『トレンド(流行)』というのはマーケティングにおいて重要視される手法の1つでもあります。

ですが、『トレンド(流行)』は流行り廃りがあり、決して長続きしません!

『トレンド』ブームというのは一時的なもので、長期的に稼ぐことができないのです。

 

だから、長期的にビジネスで成功するための戦略の一つとしてコンセプト作りが必須になります。

 

コンセプト作り3つのメリット

コンセプト作りには3つのメリットがあります。

  1. 商品・サービスがビジネスとして成り立つのか分かる
  2. 作成する過程で主軸がブレない
  3. コンセプト自体がキャッチコピーにもなる

1.商品・サービスがビジネスとして成り立つのか分かる

コンセプト作成では、

・いつ

・どこで

・何を

・なぜ

・誰に

・どのように

を考え、本当にビジネスが成り立つのか?を考えます。

 

ビジネスは『需要と供給』で成り立っているので、需要があるのかどうかを知る必要があるのです。

つまり、ユーザーが求めているものなのかを知らないといけません。

 

また、需要があったとしても競合他社と同じ価値しか提供できない場合は、競合他者との価値競争に巻き込まれてしまいます。

 

こういった競合他社を突き放すためには『独自性・強み』を明確にする必要があります。

言い換えるなら「ブランディング」です。

あなたのオリジナルを加えることで、競合他社を離すことができます。

 

 

2.作成する過程で主軸がブレない

コンセプトを決めずに「ビジネスを始めよう!」といきなり始めてしまうと、考えがまとまらず、何をしていいのかも分からず、ブレブレな状態になってしまいます。

「あれもやりたい」「これもやりたい」全てやってみたいから手をつけると全く売れない商品・サービスになってしまいます。

例えば、

小さい子供って、人形で遊んでいたと思ったら、ボールで遊んでたり、目についたおもちゃで遊んでますよね?

そして片付けが大変・・・

 

なんてことありますよね?

これと一緒で、アレもコレもと手を付けると、思考がまとまらず、ブレブレになってしまうんです。

コンセプトを決めておけば「何をすればいいのか」がハッキリするので、仮に、アレもコレもやりたい。となった場合や迷ってしまった場合は、コンセプトで決めたことを思い出せば良いわけです。

つまり、「終始一貫した考え」を持っておくことで、余計なブレをなくすことができるのです。

3.コンセプト自体がキャッチコピーにもなる

 

コンセプト = キャッチコピーではありませんが、

コンセプトを決めていく上で、「独自性・強み」が見えてきます。

その独自性・強みをキャッチコピーに変えることができるんです。

例えば

ダイソンのコンセプト

【吸引力が変わらない、ただ一つの掃除機】

ダイソンのキャッチコピー

【吸引力が変わらない、ただ一つの掃除機】

iPodのコンセプト

【1,000曲をポケットに入れられるミュージックプレーヤー】

iPodのキャッチコピー

【1,000曲をポケットに】

 

と言ったように、コンセプトから強みを出しキャッチコピーにすることも可能になります。

まとめ

コンセプトは「終始一貫した考え」のことでビジネスを行う上で根幹となる部分です。

商品やサービスを作る前に必ずコンセプトを決めなければならないので、まずはコンセプト作りをしてみてください。

 

 

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