突然ですが!
あなたは、マッチングアプリで知り合った人と初めて会いカフェに行くことになりました。
以下のA・B・Cを選ぶならどれがいいですか?
A:相手が話しを聞いてくれない、自分のことばかり話す
めっちゃスゴイでしょ!?
でさ〜・・・
「・・・」
(自分のことばかり…)
B:共通の話しがない。沈黙が続く
「・・・」
「・・・」
C:共通の話題が見つかり、盛り上がる
〇〇ですよね〜!
そうなんです♪
このA・B・Cの選択から相手に選びたいのは、当たり前ですが、『C』でしょう。
AやBの選択はしないと思います。
Cの相手なら、「次もまた会いたい」と思いますよね。
2回目のデートも好印象で、「また会いたい!」と感じ
3回目、4回目…と繰り返し会うことで、印象を残し、信頼関係ができて付き合うことにもなります。
なぜ、いきなりこんな話をするのかというと、
今回お伝えしたいのが、ザイアンスの法則についてなんです。
ザイアンスの法則って?
と思われるでしょう。
ザイアンスの法則は単純接触効果と呼ばれ、接触回数が増えれば増えるほどに安心感を与え信頼や信用度が上がる法則なんです。
このザイアンスの法則は身近では恋愛などで感じやすく、もちろんマーケティングでも活用されています。
ザイアンスの法則を知り、マーケティングに活用することで、ユーザーに安心感を与え信頼を得ることができるので、商品・サービスを販売した時に、何度でも購入してもらえるようになります。
今回はこのザイアンスの法則について詳しくお伝えしていきます。
動画解説はこちら
ザイアンスの法則とは?
ザイアンスの法則は先にも少しお伝えしましたが、単純接触効果と呼ばれ、接触回数が増えれば増えるほどに警戒心が薄れ関心や好意を持ちやすくなる心理的な効果。
1968年アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスによって提唱されたものです。
人は初めての”モノ”に警戒心を持っている
人はよく知らない人や”モノ”初めて会う他人に対して、警戒心を持ち、用心しています。
初対面の人に悩みを打ち明けることはありませんよね。
ですが、何回も会う(接触)回数が増えていくと、その警戒心が薄れていき、人や物に対しての見方・感情が変化していきます。
初対面の時
「よろしく!」
(馴れ馴れしい…)
2回3回と接触回数が増えると…
元気?
調子どう?
(実はフレンドリーで優しい♪)
接触回数が増えることで、見方・感情が変わってきます。
ザイアンスの法則 メリット・デメリット
ここからは、ザイアンスの法則のメリット・デメリットをお伝えします。
メリット
ザイアンスの法則は、接触回数が重要になります。
接触する時間や内容はあまり関係がありません。
例えば、広告やテレビのCMのように、短時間に何回も何十回も目にすることで、全く知らない商品・サービスであってもCMが流れたら、「このCM知ってる!」と記憶に定着していきます。
また、長期的なスパンで接触するよりも、短期的なスパンで接触回数を増やす方が効果を得やすくなります。
接触回数が重要になります。
デメリット
ザイアンスの法則は接触回数が重要とお伝えしました。
気をつけたいのが、接触回数を増やす以前に、『初めて接触(会う)する時』です。
初めて会う時、初めて広告が出る時など、初めて見にする場合、悪い印象を与えてしまうと、その後の印象はさらに悪化してしまいます。
接触回数が増えれば増えるほどに、悪い印象が強くなるので、嫌悪感を持ってしまった相手にはザイアンスの法則効果は出ないので注意してください。
ザイアンスの法則をビジネスで効果的に使うには
ビジネスで効果的にザイアンスの法則を使うには、
まず初めに好印象を与え、接触回数を増やす必要があります。
例えばセールスマンであれば、『売らないセールス』をする。
初めて会う人にいきなり、セールスをしても商品は売れません。
むしろ警戒されてしまい、その後会ってもらうことができなくなります。
だから、初めは商品・サービスは売らずに挨拶だけをして、次に繋げていきます。
何回も何回も会う回数を増やすことで、安心感を与え信頼を得ます。
安心と信頼を得ることができれば、商品・サービスの購入を検討してくれる人も増えるので、ここでセールスをしていくのです。
これは、セールスマンだけではありません。
ビジネス全般で言えることです。
メルマガや公式LINE・SNSなどでも同じです。
定期的に情報を配信している人は、信頼度が高く、フォロワーが多いですし、メルマガ・LINE購読者も多いです。
逆に、配信が不定期で、情報に偏りがあると、信頼度が低くフォロワーも購読者も少ないのです。
だから、もしあなたが、情報発信をしているなら、できれば毎日・定期的に発信していくことを意識してください。
ユーザーの信頼を得るには、日々の情報発信が必要不可欠なのです。
まとめ
ザイアンスの法則は接触頻度を増やして、ユーザーに安心感を与えることで信頼・信用を得ることができます。
この法則をビジネスに用いることで、商品・サービスを繰り返して購入/リピートに繋がります。
ユーザーに安心と信頼を持ってもらうための最も効率的な方法は、日々の情報発信です。
あなたが、情報発信者であれば、毎日とは言いませんが、定期的な情報発信を心がけてみてください。